次は戦場で会いましょう

病み備忘録 最初に「はじめに」お読みください

就活の時期

私は、就活を始めるのがものすごく遅かったです。というか、興味が沸きませんでした。今でも学生さんと話をする機会がありますが、企業研究とかしてる子を見ると、素直にすごいなあと感心します。

就活当時、私は夏くらいにまともに腰を上げました。

私は文字を書くのは好きだったので、友人のエントリーシートを書く手伝いもよくしていましたが、自分の就活はギリギリまでサッパリでした。今思えば馬鹿だなあと思います。心底。あいつの自己アピール考えてスカイプでアドバイスしてる暇があったらお前の自己アピールを聞け、一年半前の私。

 

面接は、最初は苦手でした。

知らない人に自分をアピールする、という感覚が、まったく掴めませんでした。私は五社くらい落ちて六社目でゴールインでしたが、そのうちの二社は完全にしどろもどろでした。よくあるコミュ障のあれです。

自信が付いたのは、小説を書くのが得意、とエントリーシートに書き始めた時からです。人間とは不思議なもので、流石に人生を捧げた執筆活動をアピールすると、面接する時に自信が付きました。好きなものってアピールして良いんだ、と思ったのを覚えています。結構当たり前のことを忘れていたみたいです。

小説のことを書けば良いじゃん、とアドバイスしてくれたツイッターの友には、今も頭が上がらないです。ありがとう。

 

そうして入った御社。まったく知らない、研究もしてない、バリバリ文系だったのにバリバリ理系の職種の会社でした。

今でも覚えています。面接をしてくれたのは、恰幅が良くてお相撲さんみたいな上司でした。面接の時、文系の自分にもチャンスはあると言ってくれました(他の理系の会社は君には関係ないねと軒並みスルーだった)。

この上司の下だったら働けるかもしれない、と思いました。私は給料も休みもあんまり考えてなくて、会社の雰囲気と人の雰囲気を一番大事にしていました。今でもこの会社に入ったことに悔いはありません。

11月、ギリギリ内定を貰えました。あまりにもギリギリだったので、内定式にも出ていません。同期と初めて顔を合わせたのは、ちょくちょく開催された会社の勉強会でした。

 

自信を持っていた私は、にこやかに堂々と話すことが出来たので、そのお相撲さんみたいな上司(以下Sさん)にコミュニケーション能力を買われた……らしいです。今では実感が沸きませんが、Sさんの目にはそう映ったみたいです。

私は内定を貰い、すぐに勉強会に出ました。同期が理系だったので、私はSさんとマンツーマンであれやこれやと知識を教わりました。

Sさんは真面目だけどもひょうきんな人でもあったので、ちょくちょく話が脱線しては、関係ない話で一時間潰れることはザラにありました。私はSさんの話が結構好きだったので、勉強会が終わって同期がさっさと帰る中、Sさんの話に付き合っていたりもしました。今思えば、そういうところが買われたのかも。

 

社会人になるにあたり、不安はありました。親からは「もう社会人になるんだから、あんたもしっかりしなさい」と口を酸っぱくして言われました。

この時は、しっかり頑張ろう、社会人なんだから、と自分に言い聞かせ、暗示をかけていました。新しい環境、新しい勉強、数式や英語が飛び交う業種にまずは慣れようと。

今思うと。もう少し肩から力を抜けば良かった、と感じます。そして、しっかり頑張ることは、失敗をしないことではないのだと、当時の自分に言いたいです。

失敗しても良いし、良く見られなくたって良いから、とりあえず隣の人に話しかける勇気を持て。他人のことは考えすぎるな。

今ならそう声をかけるだろうなあ。暗示をかけてたって、何も進みはしないんだから。