次は戦場で会いましょう

かんがえたことを書き記す。

電車の中の小旅行

2日に1度の更新を目指してみることにしました。ブログだけにがっつかないための対策です。ネタはたくさんあるので、ゆっくりやっていきます。

会社へは電車で通勤していますが、わたしは基本的に電車でスマホは触りません。外にいるとき、特に誰かと会っているときは、あまり触らないようになりました。いつからだっけ。いつからかは分からない。初めからかもしれない。
たまに家族からの「いつ帰るの?」というLINEに反応出来ず、返信が遅くなって怒られることも、ままあります。それくらい、外にいるとき、わたしとインターネットは急に疎遠になる。会社では休憩時間にちょこちょこ見るんだけど、どうしてか外だと興味がなくなる。出すのが億劫なのかも。


じゃあ何をしているのかと言うと、周りを見てます。だいたいおじさんか若いお姉さんが、わたしの周りを囲んだり隣に座ったり前に並んだりする。おにいさんはそこまでいない。
電車に座ることができたら、おおよそ寝ています。通勤時はマスクをしているので、ありがたいことに寝顔の大半は隠れます。耳につけてるワイヤレスイヤホンから流れる曲は気分によって変わるものの、朝は元気を出したいので、応援したいアイドルにすることが多い。
わたしが乗る電車はそこまで満員電車にならないので、息苦しい思いはそこまでしていません。これは、仕事をするにあたって、大切でありがたいことのひとつだと思っています。行き帰りで疲れたら本番で力が出せないからね。


しかし、電車を待つ間も乗った後も、しかくいスマホに夢中になっている人はほんとうに多いですね。新聞を読んでる人も本を読んでる人も何をしているか分かるけど、スマホを触っている人というのは、傍目から見たら本当によく分からない。
動画を見てるかもしれないし、友達とLINEをしてるかもしれないし、インスタをチェックしてるかもしれないし、アマゾンで買い物をしてるかもしれない。
みんな電車の中にいるのに。
みんな同じ箱の中に揺られながら、とても多くの選択肢から、自分のやりたいことを選べるようになりました。技術の進歩を目の当たりにする瞬間。むしろわたしのようにぐうぐう寝る方が、珍しくなってしまったような気がする。


昔、PCでオンラインRPGゲームをやったことがある。世界中からひとつの架空世界に自分のアバターを降り立たせ、色んな人と話したり、敵を倒したり、装備の買い物をしたりした。離れた人と同じ世界を共有しながら気持ちを交わせることに、子どもながらに驚いた。
今、それが三次元で出来るようになったのだなあ。電車にいながら、友達と話したり、ゲームをしたり、買い物をしたり、映画を観れたりする。わたしたちは、電車にいながら、色々な場所へ旅行できるのですね。
そう思うと、改めてスマホはすごい。VRがなくても、「その場体験」が出来てしまうんですから。手放せなくなるのも、無理はない。
まあ、わたしはそんなことを考えながらも、電車ではやっぱりぐうぐう寝たり、ぼーっとしたりするんですけどね。


ここまで読んでいただいてありがとうございます。
「ぼーっとする」が、「もったいない」になり始めたのは、いつからなんだろう。