次は戦場で会いましょう

かんがえたことを書き記す。

三ヶ月と、倦怠期と、自由。

この文章は深夜に書いてるので、多分、ちょっとしんみりします。とりあえず、それはお知らせしておきます。日中動いた後で、少し疲れた状態なので。あと、今日は自分ごとが強い話をするので。

今回の土日、彼氏さんとお付き合いして、三ヶ月記念でした。お祝いをしようということで、映画を観て、おいしいご飯を食べて、ご飯をつくって、翌日も朝昼晩とつくって、ゆったりと過ごせました。
よく、「三ヶ月のカップルは、倦怠期になるぞ」ということを言うので、わたしは内心びくびくしていました。わたしは彼氏さんが初めての彼氏さんだったので、「倦怠期」はまだ未経験です。
いつ、来るのだろう。急に、大魔王みたいに空から降ってくるのだろうか。何気なくいつの間にか扉を叩いているものなのだろうか。獣のように雄叫びを上げて突進をしてくるのだろうか。そんな不安を胸に抱きながらこの一ヶ月くらいを過ごし、あれ?と首を捻りました。


「なんか、それっぽいの全然来ないな」。
いや、ほんとなんです。こんなブログでお付き合いしましたと言った手前、すぐに冷めましたとか言ったらコンテンツ的にやばい、とかではないんです。今も付き合い始めも、気持ちは変わってません。変わったかもしれないけど、根底にある信頼は、まったく揺らいでいません。木の根のように、腹の底にしっかり伸ばして埋め込まれている。
堂々と、好きと言えますよ、まだ。いつか言えない日が来るかもしれないけど、今、胸を張って一番好きな人だと言えます。


三ヶ月記念のお祝いで行ったちょっとお高いハンバーガー屋さんで、こんなことを言い合いました。
「三ヶ月過ぎましたけど、好母ひおりに対する意見や要望はありますか?」
彼氏さんの答えは、「ない」でした。彼氏さんも、わたしに「ある?遠慮せずに言って良いよ」と言いました。わたしの答えも「ない」でした。
これは、一ヶ月置きにやろうとわたしが決めたことです。お互いに言いたいことを言うために、機会を用意する。答えが「ない」だから、次は飛ばそうとか、思ってません。流石に半年経ったら延ばそうかな。
彼氏さんは、無口でおとなしい人ですし、この三ヶ月で分かったことですが、悩みやすい人でもある。言いたいことをすぐに伝えるのが苦手な人です。そんな人が普段の会話で何か不満を抱いて、タイミングを逃したとき、膨らんでいく一方になる。そう思って、改まった機会を設けています。
わたしは思ったことをすぐに言っちゃうけど、彼氏さんは違う。同じかもしれないけど、お互いのことは本当の意味では分からない。
分からないから、言葉がある。話せば通じると思ってるから、彼氏さんとお付き合いをしてる。だから、設けています。お互いに気持ち良く過ごすために。


実際、彼氏さんといるときは、家族といるときより正直楽です。話せば分かってくれるって、楽なんですよね。たとえ、部屋が狭くて、お風呂もキッチンも一人用だから窮屈でも、不思議と「自由」を感じるんですよ。空間的な広さは家のほうがずっと勝ってるのに。
ああ、「自由」って、「自分の場所が広い」とか、「自分に都合良く事が進む」とか、「思い通りになる」とかじゃないんだなあ。「自分がやりたいことを、何も気にすることなく、宣言出来る」ことなんだなあ。何も言わずに事が進んでも、つまんないもんね。


ここまで読んでいただきありがとうございます。
さて、いつ倦怠期は来るのかな?と、実はちょっとだけ楽しみな自分もいる。