次は戦場で会いましょう

かんがえたことを書き記す。

ほめる屋さん、を考えたはなし

編集者やライターになりたいという話はこの前したと思うが、ふと、「ほめる屋さん」ってどうだろうと思った。

ネットの波が広がっている今。いろんなもののレビューが散見されるが、それを読んで感じるのは、「公式サイトからの引用が多いなあ」ということだ。公式サイトの宣伝文句を持ってきたら、間違いはないかもしれないけど、新鮮さがない。

それは、人間にも同じ事が言える。他の人が言う「あの人ってこうよね」という記号付けは、ものすごく簡単で、楽で、考える必要がない。自分のPRを考えるのもそうだ。その記号付けをどうにか噛み砕いて持ってくるしかない。そして自分の力で噛み砕いたそれは、後ろ向きな色を帯びている。

 

人を褒めるビジネスというのはきっとたくさんあると思う。わたしが今考えたのは、「ツイッターからの人間性診断」だ。インスタは多分少し違う。あれは人に見せるためのものだ。

昔からツイッターをやっていると、ツイートにはその人の特色が濃く出ることがよく分かる。たとえばわたしは長文ツイートが多く、ものの分析ごとが多い。ここだけ見ればただの傾向に過ぎないが、わたしがやりたいのは「ほめる屋さん」なので、そこから素晴らしいところを探していく。

自分で自分を褒めるのは難しいが、ツイートから見るわたしの良いところは、「深い分析力と思慮深さ」であることは間違いないだろう。「深くものごとを考えられるのはあなたの武器です」と、こうなる訳である。自分で自分のことを言うとどうしても「すでに分かっていること」になってしまうので浅く見えてしまうが、そういうのってないのかな。ちなみに長文ツイートをする人はものごとの切り替えがすぐに出来ない傾向があるという欠点もありますが、これはひとつを深く考えられることの裏返しですよね。

(もちろん例外もあるでしょうけど、それはそれで、その人の良いところですよね)

 

自分という情報が、広く自由に発信できるようになった時代だ。それを逆手に取って、どんな素敵なところがあるのか伝えるような試み、ちょっと楽しそうだなと思ったりした。「自分を知って欲しいけど顔を見られるのはちょっと」と感じる人が多いからこそ、匿名感想ツールがここまで流行っているわけですしね。

 

ここまで読んでいただきありがとうございます。

自己PRに悩んでる人が多いのをよく見るので、その助けにならないかなとぼんやり思ったりしてます。